真・女神転生TRPGリプレイ ~唐津屋学友編~

 


 


 それはある日の講義中、の会話。
 「なあ、唐津屋ってTRPGできんの?」
 「出来るけど・・・何?」
 「うちもやりたい!メンバー集めるから。空いてる講義の時間でいいっしょ?」
彼女の一言で、学校でこのプレイは行われることになった・・・・

 キャラメイクに一週間(!?)、ようやく初心者達は出撃できる状態になった。こ こで、揃った彼ら(彼女ら)を紹介しよう。

 まず「太郎丸 真」。(たろうまるまこと)
 大学教授・・・といえば聞こえはいいが、服装のセンスは一欠けらもない。
皮ジャンにストーンウォッシュのジーンズ、何故か腹巻き。
しかしその腹巻きの中には唯一の彼の武器、「SIG/SAUER P200」が隠 されている。
 ラップトップのパソコンを片手に日夜ピクシーとの会話を「男のロマンだ!!」と ほざいている男である。
 
 その太郎丸の講座の生徒、「リチャード・剛輪」(ごうわ)
幼くしてなくした兄の名をそのまま受け継いだ彼女(!!)はアメリカからの交換留 学生である。彼女の経済観念はしっかりしたもので、常に自分の愛弓の矢数を気にし ている。
 後方支援者で、魔術を少しかじっている。

 同じく講座の生徒、「櫛灘 鏡」(くしなだきょう)
彼女は中国武術を学んでいる。一見何の関係もなさそうな彼女は、太郎丸にナンパさ れたという経歴を持つ。美人(自称)。
実は大物政治家の娘。リムジンの送迎付き。

 同じく「雨桐ミズキ」(あまぎりみずき)
一見美少女。
しかし彼自身は自分の顔にコンプレックスは抱いていない。むしろ利用する強かさを 持つ、女顔の男子学生。
彼はウェポンマスターリィ。武器に関するエキスパートである。

 最後に影のリーダー、「角 純水」(すみすみ)
男子学生だが太郎丸の助手でも有り、愛用の銃で正確に敵をなぎ倒す。
 その驚異的な遅刻ぐせはいったいいつ治るのだろうか・・・・







      FIRST STAGE [TOY SOLDIER]

DM(女神転生ではGMのことをDM(デビルマスター)といいます)「んじゃ、自 己紹介は終わったな。まず、君たちは今回・・・・」
太郎丸真(以下太郎丸)「まてまてまて。純水君がいないぞ。」
DM「・・・・・・・・・・さっきTELしたらまだ家だって。」
太郎丸「う~ん、さすが我が助手。いつもながらすごい遅刻ぶりだ。」
櫛灘鏡(以下鏡)「もういいです。(脱力)」
リチャード・剛輪(以下リチャード)「そうですわ。純水さんのことは忘れるのです わ」
DM「(忘れていいのか?結構強いんだけどなあ)」
雨桐ミズキ(以下ミズキ)「・・・・・(斧の手入れ)」

 不安だ・・・果てしなく不安だ・・・・

DM「さて、気を取り直して。」
ミズキ「僕らは今、どこにいるんだ?」
DM「・・・言うんだよ今から。聞けよ!」
リチャード「きくですわ。」
DM「今君たちは靴箱に囲まれた少し広めの空間にいる。」
「靴箱?」
DM「うん。」
「靴箱って・・・ふたの付いてるやつ?それともただの棚?(DM注;彼女の出身学 校はただの棚だったらしい)」
DM「蓋つきの・・・開けたら中の手紙が落ちてくるようなの。」
太郎丸「おれの高校時代はなあ!毎日がそんな手紙との格闘でなあ!!思い出すのは ・・・(以下、自慢話とも創作とも付かない話)」
ミズキ「馬鹿は捨てておけ・・・」

 うん、すてる。

ミズキ「なんとなくだが・・・ここに来た理由を聞いていないんだが。」
DM「うん。いってないよ。」
リチャード「何ナノかきくですわ。」
DM「じゃ、『知力』で判定して?」

 一口メガテンルール。メガテンの判定は、指定された技能値の数字以下を10面体 ダイス2個で出せば成功となります。この時、技能数値以下のゾロ目はクリティカル 成功、数値以上のゾロ目は大失敗になります。

 でも悲鳴が多く聞こえるのはなぜだ・・・?

DM「成功した人?」
一同「・・・・・・・・・・・・・・・・」
DM「・・・じゃあ、わかんない。」
太郎丸「何故だっ!?何故おれはこんな所にいい~~~っ」
リチャード「先生落ち着くですわっ」

 太郎丸、我に返って宣言。

太郎丸「ならばそこらへんの靴箱を開けて調べてやる!なんか有るかもしれん。」
DM「・・・・・開けたのね・・・」

 凍り付く太郎丸以外の者。

DM「靴箱を開けた君は、中にいる人と目が合うよ。手のひらサイズのおじいちゃん だね。お茶飲んでる。」
「手の平サイズだ~♪マルチおじいちゃんだっ♪だっ♪だっ♪」(踊ってる)
DM「今何振った?数字。」
太郎丸「・・・・・48」
DM「スワップしなくていい?」

 一口メガテンルール。
 メガテンでは10面体ダイスの数字を入れ替えることが可能です。(指定が付く時も 有りますが)そうすることで成功しやすく出来るのです。

太郎丸「48と84・・・・48でいい。」
DM「んじゃ、手当たり次第にそこら辺のものを投げつけるほどに驚いたね。」
太郎丸「うっわ~~~~ああっ(実際になげようとしている)」
ミズキ「やめい!!」

太郎丸「(冷静に戻って)まだ思い出さない?」
DM「あ、じゃも一回判定して。」

 今度はミズキとリチャードが成功。何とか思い出した。

DM「君たちはこの小学校の7不思議を調べるために調査に来た。」
リチャード「そうですわ、調べるのですわ。」
「何で?」
DM「君らの教授が7不思議とかそういうの好きな人だから、どんな小さな話でも飛 びつくんだよ。」
太郎丸「そうだ!!人生はロマンを探すためにある!!不思議な話こそロマンだあ~ ~~」
ミズキ「・・・はた迷惑な・・・」
「今何時?」
DM「加護でチェックして。」
ミズキ「加護ぉ!?」(←一桁)

DM「リチャード以外全滅・・・ね。」
リチャード「だらしないのですわ。」
ミズキ「やかましい!(しかもファンブルしている)」
DM「君の腕時計は土曜日のひる2時。玄関の柱時計は・・・(ちょっと考え込み) 10時半くらい。」
ミズキ「???外は明るい?」
DM「うんにゃ。真っ暗。時折雷が光ってる。」
「これはいわゆる・・・・」
リチャード「異界化、というやつですのね!!」(←うれしそう)
太郎丸「イカ?」
DM「(無視)・・・・で、どうすんの?」
ミズキ「玄関の隣が職員室というのはお約束のはずだし・・・MAPは?」
DM「・・・加護と知力、どっちでもいいから振ってみ?(全員が振り掛けて)ミズ キだけ!」
ミズキ「うわあ、プレッシャア~~」

 知力でピッタリ成功。ちっ・・・・

DM「はい、MAP。」
「やっぱりとなりは職員室か。こういう場合、なんかしないと異界化は戻らないか ら。」
ミズキ「7不思議って思い出さないの?」
DM「それは君たちの頑張り次第。知力どうぞ?」

 再び悲鳴。こいつら・・・・

DM「ハイ、成功した人!」
太郎丸「ふふ、ふはははははは!02!!!」
DM「ありゃ。」
リチャード「面目躍如ですわ。」

 まったくだ。

DM「んとね。一つ目が・・・
    保健室の包帯男
    2階女子トイレの赤マント
    理科室の紅い目玉
    音楽室のひとりでになるピアノ
    家庭科室のお掃除オバケ
    てけてけ
    特別教室の着物の女の子
 ・・・なんだけど。じゃ、クリティカル振った太郎丸せんせ、も一回どうぞ。」
太郎丸「?・・・・・15。セーフ。」
DM「何かもう一つあったような気がするけど思い出せない。なんだっけ?って」
太郎丸「何だっけ・・・・リチャード君。」
リチャード「ええ!?私に聞かないで下さいまし!!」
「とりあえず、職員室に行ってみよう。人がいるかもしれない。」
DM「・・・・・・・」

 いるのは人とは限らない・・・・・ふふ。

DM「職員室。スチールの机がいくつも並んでいて、その上には漢字テストの紙やら 保健室だよりやら、さまざまなものが乗っている。」
ミズキ「人はいない・・・?」
DM「いないよ。」
太郎丸「職員室ならなんか有るはず!!金庫~~~っ」

 こりとらんな、こいつ・・・・

DM「金庫は有るよ。ダイヤル式の、おっきなやつ。開けるんだったら器用度ね。」
「いいだしっぺ。開けて。」
太郎丸「うおおおおおっ」

 開けよった・・・・・

DM「開けた?じゃ、中からムカデやらゴキブリやらハサミムシにダンゴムシ・・・ うえええ(自分が気持ち悪くなった)がうぞうぞうぞ・・・・ぎゃああ」
ミズキ「DMがダメージ受けてどうする!」
太郎丸「(固まってる)10面は・・・23と32・・・32の方!」
DM「茫然自失。君が見ているのは夢なんだよ。」
太郎丸「夢なのか!ははははっ痛ええー!!ムカデに刺されたー!!」
DM「(そんなもん自己申告しなくてもいいのに)言ったね?1D6分のダメージあげ るよ。あ、防護点無視ね。」
 ころころころり・・・・5・・・
太郎丸「・・・い、いたい・・・」
ミズキ「自業自得」

 一同、職員室が不発なため、移動。

DM「(そろそろいいか)全員、知力でチェックして。」
一同「(!?)」

 一同慌てる。何かと遭遇したと思ったらしい。

DM「成功したのは・・・ミズキと?」
リチャード「ミズキだけなのですわ。」
DM「いいよ。ミズキは、この学校に自分達が来た理由をもう一つ思い出すね。」
ミズキ「?」
DM「君たちは行方不明になった小学生を探さなければならなかった・・・ここ数週 間のうちに7人の小学生が学校に行ったまま帰ってきていない。」
「家出?」
DM「うんにゃ。文字どおり学校で行方不明になったの。」
太郎丸「探すぞ!!俺の推理が正しければその子達は7不思議に囚われているんだ! !」
ミズキ「・・・普通はそう考えるよ・・・」

 この後職員ロッカーを勝手に開けて太郎丸がパニックになり、扉に激突したことはさ て置く。
 彼らの前には7不思議の一つの舞台、保健室が・・・

DM「・・・誰が開けるの?ついでに引き戸ね。」
 鏡、ミズキを見る。ミズキ、リチャードを見る。リチャードは・・・
リチャード「先生が、開けるのですわ。」
太郎丸「なぁにぃっ!?」
DM「(聞いてない)太郎丸が開けた・・・と。中へ入ってるの?」
ミズキ「う~ん・・・入った。」
DM「入ると扉はかってに閉まる。中には、包帯にぐるぐる巻かれた繭のような物体 がひとつと・・・」
リチャード「モスラですのね?きゃーっ(喜んでる)」
DM「んなわけなかろ。一反木綿もどきがいる。こいつは君らに気づいたよ。歌いな がら宙に飛び上がる。」
太郎丸「おのれぇ!妖怪変化め!!」

 COMP使いがそのセリフはあかんと思うぞ・・・・太郎丸・・・

DM「妖怪変化;「古けた布とて粗末にするな♪おらたちゃまだまだ働ける♪」」( 歌ってる)
「武器を構える!」
リチャード「魔法の用意ですわ!・・・あら、誰も怪我してませんわ。弓に・・・あ あーっ矢数がーっ」
ミズキ「斧を構える。多分あの包帯の中身は行方不明の子供だろう!」
太郎丸「え?そうなの?」
DM「・・・・全員戦闘態勢?でもねー・・・(いっころ)前衛の二人、(ミズキと 鏡)偶数奇数どっちがいい?」
ミズキ「(即答)偶数!!」
DM「じゃ、君に。風の固まりが飛んでいくよ。」
ミズキ「なんでじゃ~~~」

 記念すべき初ヒットはミズキ。ですが彼は意外と硬かった(防護点が高い)のでした 。

ミズキ「金すり減らして魔法防具買って良かった・・・」

リチャード「先生!!デヴィルアナライズですわ!!」
太郎丸「よし任せろ!!・・・・・ふっおれは機械には頼らん!!あれは一反木綿だ !!」
ミズキ「こら~~~っ」
DM「鏡は?」
「棍で殴り付け・・・・られなかった。」

 一周目は軒並みスカ。さて2周目・・・

ミズキ「よっしゃあ!ダメージ2倍のスペシャルヒットオ!!」
DM「・・・・ダメージは?」
ミズキ「えーと・・・28!」
DM「!?それ武器何だ!?」
ミズキ「ハンドアックス。」

 なんでそんなもん・・・(号泣)

 この攻撃で悪魔はHPが一気に一桁に。しかし負けじと反撃して後ろのリチャードに 魔法を当て、HPを削る。太郎丸のアナライズは再び失敗。

リチャード「怒ったのですわ!弓を打ちます!!あら?」
DM「なしたの?」
「(覗き込んでにやり)ク~リッティ~カル~~♪」
DM「そんなものこっちが良ければ・・・ががーん!!」
ミズキ「?」
DM「・・・ダメージ、2倍にしてちょうだい・・・こっちの防護点も半分で計算す るから・・・」

 痛恨のダイス!クリティカル失敗。しかも99!!
哀れ、アナライズもしてもらえなかった妖怪ちゃんはぷしゅううううううう・・・

DM「3周で倒されるとは・・・かなしひ・・・」
ミズキ「結局なんだったの。この妖怪」

 妖怪は「白うねり」。古いぞうきんや布が変化した妖怪でした。

DM「保健室だから傷薬は見つけていいよ。2つ。」
太郎丸「ふっふっふっふっふ・・・「ヒロえもん」起動!成功!なんかくれ!!」
DM「・・・・・床にきらりと光る物体が。」
「何?」
DM「魔石と呼ばれ、HPを40点も一気に回復してくれるアイテム。売ったら・・・ 50万円。」
太郎丸「いくつ?」
DM「1個!!」

 そんなものバンバン与えてたまるか。

ミズキ「包帯君は?」
DM「ああ、忘れてた。包帯を解くのは器用度で判定してね。」

 全員失敗。太郎丸にいたってはクリティカルで失敗したため包帯に自分から巻き付 きにいってる。
 結局リチャードが解くと中には脅えた風な小学生の男の子。

DM「解いて中を確認したね?すると男の子はかき消すようにいなくなる。きえてっ た。」
太郎丸「夢だったんだ!」

 ちがうよ・・・
 ミズキの提案で一同は2回の理科室、女子トイレに向けて移動。しかし・・・・

太郎丸「まだ一階の教室を見ていないぞ!!さあ行くのだ諸君!!」
「・・・あんた榎〇津〇次郎か!!」

 某ミステリーの傍若無人なキャラクターである。

 一階の探索で太郎丸は3回の恐怖判定に失敗、巻き添えを食ってミズキが怪我をする もリチャードの魔法で治したことはさて置き。

DM「2階。どこから行くの?」
ミズキ「(太郎丸より先に)理科室!!」
太郎丸「・・・教室・・・」
リチャード「私も理科室がいいのですわ。」
「理科室は・・・確か”紅い目玉”・・・」

 一同理科室へ。しかし理科室には何もなく・・・

DM「直感チェック!」
太郎丸「任せろ!!」

 これはミズキ以外の人間すべて成功。

ミズキ「・・・いいんだよもう・・・(遠い目)」

DM「理科準備室から紅い光が漏れてくる。」
「行って・・・みよう。」

 ここで少し反省。教室で異界だというのを強調しすぎたため必要以上に臆病になって しまっていたのである。やりすぎは禁物だった。

DM「スチールのガラス戸棚にはさまざまな標本が有る。何かの内臓らしきもの・・ ・奇形のカエルなんかも有る。ふくろうの剥製は君たちの足元だよ。」
ミズキ「ぎゃああ~~~」(←カエル嫌い)
太郎丸「落ち着きたまえ!なんなら俺が抱いていてやろうか?」
ミズキ「鉄拳制裁!!」

 ダメージやろうか?太郎丸・・・・

DM「ひとつ真っ赤に光っている標本が有るよ。ホルマリン付け用のビンに入ってる 。(正式名称忘れた)」
リチャード「(太郎丸に)開けてくださいせんせえ!!」
太郎丸「!!!!!」

 太郎丸がおそるおそる手を伸ばすと・・・・

DM「人間の目玉くらいの大きさのルビーだね。」
一同「おお~~~~っ」

 とりあえずルビーは太郎丸が預かることに。これに気をよくしてこのまま女子トイレ へ。

太郎丸「・・・誰かいませんか~?」
DM「し~~~~~~~~ん。」
ミズキ「?直感チェックしていい?邪気分かるよね。」
DM「どうぞ。成功した?」
ミズキ「うん。」
DM「何にも感じない。ここには何もいないみたいだね。」
「次行こう次!!」

 ここで一応他の教室も見てみる。(まだやるか・・・)だが窓の外から巨大な目に観 察されたり、三角定規に襲われたり・・・・

DM「3階!この学校、本間は3階までだよ。」
リチャード「この新館にはどうやっていくのですか?」
DM「一階の教室のとなり、廊下の突き当たりに通路が有るんだよ。」
太郎丸「まあ、そう急がなくともいい。この不思議を体験し尽くしてからでも遅くは ないだろう。」

 のんきなやっちゃ。
 3階には音楽室と4年生の教室、生徒会室が有る。

リチャード「音楽室のひとりでになるピアノ・・・なんでしょうか・・・」
ミズキ「う~ん、ベートーベンの方が好きかなあ」

 別に君の好みは聞いていないぞ・・・・・

DM「ここで。音楽室に行く前の廊下なんだけど。直感でチェックして。」

 一同ころころ。成功したのは太郎丸と鏡。

DM「君たちは自分の真上・・・廊下の天井を何かが全速力で通り過ぎていったのに 気づく。」
太郎丸「!?!?!?」
「追いかける!」
DM「一瞬だったし、後ろから来たのか前から来たのかも分からないよ。」
太郎丸「・・・・・うぁわぁ・・・」

 気を取り直して音楽室に入る一同の後ろで、オルガンがひとりでに滑ってきて出口を ふさぐ!

太郎丸「くっ出口が!!」
DM「回りを見るといすやらオルガンやらカスタネットやらが宙に浮いている。その なかに、ぐったりした子供・・・女の子が二人浮んでいる。」
ミズキ「行方不明の子供か?!」
DM「太郎丸、アナライズしていいよ。」
太郎丸「よし!!・・・成功した!」
DM「パソコンには”ポルターガイスト”と出ている。」

 しかも3体。ふふ(ちょっとキレてきた)

DM:ポルターガイスト「きゃはははは!!なんだい君たちは!今度は君たちが遊ん でくれるのかい?」
ミズキ「子供たちに何をした!?」
DM:ポルターガイスト(以下PG)「ちょっと遊んであげたのさ!この子達はピア ノが好きだって言ってたから、ずーっとずーっと引かせてあげたのさ!そしたらのび ちゃったよ!だらしないねえ!!」
「・・・なんてこと・・・」
リチャード「許しませんわ!子供といえど容赦しませんことよ!」

 何故か心底怒ってるリチャードと鏡。どうした?熱いぞ?

DM「PGは鏡より遅いか。鏡が行動先にどうぞ。」
「殴る!!」
 しかしPGは物理攻撃が効きにくいのだった・・・
DM「あんまり痛くない。こっちの攻撃・・・魔法回避用意!全員!」

 PGのストーンブラスト。(石つぶて)ちまちましたダメージなのだが・・・

DM「すまん。ダイスまわしてしもた。17点のダメージ・・・生きてる?」
太郎丸「・・・き・・・傷薬・・・」
リチャード「先生いけませんわ!!50万を捨てる気ですか!」

 リチャードの勘違い。傷薬は5万円。魔石が50万。

ミズキ「ハンドアーックス!こっちも回った!!」
DM「う・・・ダメージは?」
みずき「6の、5の、6の、3・・・・31!!」
DM「ぐはぁっ!!何回回っとんねん!!」

 ミズキのこの攻撃でPG一体が爆死。リチャードは回復に専念。鏡の攻撃もちまちま とPGのHPを削る。

太郎丸「・・・ピクシーが・・・・」
DM「言うこと聞いてくれないのか?」
太郎丸「(寂しく)うん・・・・」

 今回の役立たずキングは既に決定。
 その後、PGは攻撃判定に失敗、自分を攻撃してしまう。(ファンブルした)

ミズキ「たりゃああ!!クリティカル!!」
DM「・・・ダメージは?」
ミズキ「ひのふのみ・・・2倍して、36!!」
DM「ばしゅうううううううう・・・・」

 哀れ、PGは消え去り、後残り一体。

リチャード「集中してたのですわ!矢を打ちます!!えい!」
DM「いや、よけた・・・・」
リチャード「NOぉーーーーーーっ!!」
ミズキ「叫ぶな!!」

 ついでにあんたどこのひと??

太郎丸「ピクシーはあきらめた!SIGで撃つ!!」
DM「・・・・振らなくてもよけたよ。」
太郎丸「すまないリチャード君・・・不甲斐ないこの俺を許してくれ・・・」
「んなこと言ってる暇があったら攻撃しろ~~~!!」

 この後鏡の攻撃が回り、何とか戦闘は終了。

「ホント君役立たずキングだな!!」(太郎丸に)
太郎丸「・・・・言い返せない・・・」

DM「ぐったりと宙に浮いていた子供はかき消すようにいなくなる。・・・・ヒロえ もんは?」
太郎丸「忘れてた。・・・・だあ、失敗・・・」
DM「では音楽室にはもう何もない。カスタネットの半分ならあげるけど?」
ミズキ「いらね~、つかえね~~」

 一同は3階を探索。何もなかったので1階から新館へ行こうと階段を降りる。

DM「・・・で、2階に来たとき。直感チェック~~」
「ぎゃあ!ファンブル~~っ」

 ここで振った事が君の運命を決めたようだよ。

DM:子供の声「あし・・・・ぼくの、あ、し・・・・」
リチャード「きゃああ!!エニバディヒアミ~~~~っ」(あえてカタカナ)
ミズキ「何じゃあ!?君なにじん?」
太郎丸「ついでに”ヒアミー”って、”みんな聞いて”だぞ。」
「壊れたか?精神錯乱だね。」

 ダイスも振ってないのに・・・・

DM「声は頭上から聞こえてくるよ。」
太郎丸「恐る恐る上を見る。」
DM「したらば、男の子が天井から生えてる。」
「何??」
DM「下半身がないから、生えてるように見えるの。(ダイスを振って)ありゃ、リ チャード。」
リチャード「なんですの?」
DM「男の子の内臓が君の真横に・・・」
リチャード「ぎゃああ!!!」
太郎丸「落ち着くんだリチャード!!こんなものただの内臓じゃないか!」
ミズキ「ただじゃない内臓ってどんなのだ?」

 さて、太郎丸のアナライズは予定通り失敗、先行は鏡。

「必殺!火千撃!!(かせんげき、というらしい)」
DM「(なんだそれ?)あうち!ダメージは?」
「・・・・・10」
DM「・・・・ちく。」

 その他のメンバーがはずしまくり、戦闘は一向に進まず。アナライズもピクシーも 呼べずにいたとき。

DM「風の固まり~~鏡。よけて。」
「あかん~~当たった~~~」
DM「じゃあねぇ・・・・・・・・・・・・・・・(無言になった)」
リチャード「どうしたのです?ディ(治癒魔法)の準備はできていますわ!」
DM「いや・・・多分無理だよ・・・・」
ミズキ「?」
DM「クリティカルふってなおかつまわしちゃった・・・・51点・・・・生きてる か?」
「・・・死んだよ・・・死にまくってるよ・・・」

 やはり死なせてしまったか・・・・唐津屋は2度目の死人をだしてしまったのである 。

DM「さあ、覚醒チェック・・・は後にして、とりあえず目の前の敵を倒してよ。君 瀕死。」
「フレーフレーがーんばーれー(やる気なし)」
太郎丸「櫛灘くん!君の死は無駄にはしな・・・・い・・・・すまん、無駄にしてし まいそうだ。」

 太郎丸はついでに銃を暴発させてしまい、ほんとに役立たず・・・・

リチャード「当たったのですわ!クリティカルですわ!」
DM「う、よけられん。ダメージは?」
リチャード「(ころころころころころころころころ・・・)」
DM「どんだけまわしてんねん!!やめてくれ~~~」
リチャード「28点。を倍にして・・・56点ですわ。」
DM「子供:「ママぁーーーーっ」ぶしゅうううううぅ。畜生。」

 結局アナライズもしてもらえず、「てけてけ」君は消え去ったのでした・・・

DM「さて。覚醒チェックだ。10面体振って、ここ(キャラシート)の命運以下を 出して。ついでに、君通常の覚醒レベルに達してないからマイナス20%のペナルテ ィーね。だから・・・19以下だね。」

 一口メガテンルール。通常覚醒段階とは、5Lvごとにもうけられている覚醒チェ ック用のもので、これに満たない場合、満たないLv分X10%のペナルティーが付 きます。しかしこの場合鏡は最初の命運が39有ったのでチェックは-20して19 で判定します。

DM「どう?」
「・・・・うわーっ・・・18・・・・・・」

 おお、成功したのだね。これで君は覚醒Lv2として復活だ。

 この後太郎丸は技能を使いなんとか銃を修理、一同そろって新館へ・・・

DM「新館につきました!」
「新館にあったのは・・・「家庭科室のお掃除お化け」と?」
リチャード「「特別教室の着物の女の子」ですわ。」

 まずは特別教室。

DM「教室の中では女の子が二人、お手玉してる。一人は普通の小学生。もう一人が 、着物だよ。」
太郎丸「お嬢さん、お手玉うまいねえ。」
DM「(いきなりはなしかけたな)女の子たちは驚くよ。「お兄ちゃんたち、誰?」 」
太郎丸「怪しいものじゃないさ!ありがとうお兄ちゃんっていってくれて!!(見た 目三十代)」
「あんたは”おじさん”。”お兄ちゃん”は、ミズキ。」
DM:着物の子「そうだね!間違っちゃった!」
太郎丸「・・・・・・しくしくしく・・・・」
DM(サイコロ振ってる)「・・・え~と。あ、ミズキだ。」
ミズキ「??」
DM:着物の子「お兄ちゃん、お友達を助けてあげて!!この子のお友達がまだ捕ま ってるの!」
ミズキ「お友達?・・・さっきからの行方不明だった子かなあ・・・」

 ミズキは先ほどからの戦闘の後消えていった子供たちだと思っているようだ。

リチャード「音楽室や保健室にいた子供たちなら助け出したのですわ。」
DM:着物の子「違うの。まだ捕まってるの!近くに・・・体育館にいるの!」
「体育館?そんな怪談あったっけ?」
ミズキ「・・・あの思い出せなかった最後の一つか・・・?」
太郎丸「諸君!何をしている!!こんな可愛い子の頼みは聞かなきゃな!行くぞ~~ っ・・・・その前に。」
DM「??」
太郎丸「君、おじさん達を手伝ってくれないかい?」

 太郎丸、幼女をナンパ中。(自爆)

DM:着物の子「・・・私の力が必要なのですか?」
ミズキ「来てくれると・・・こいつの出せないピクシーよりかは何倍も使えるんだよ な。」
太郎丸「・・・・気にしてることを・・・・」
DM:着物の子「・・・いいよ、だからお友達を助けて!」
太郎丸「いやーったああ!!!」

 ・・・・・そこまで喜ぶと思わなかった。

DM「ハイ、これデータ。「座敷わらし」ちゃん。でもミズキになついてて、ミズキの すぐ横に浮いてるよ。」
ミズキ「・・・浮力は・・・・」
リチャード「科学では割り切れないものも有るのですわ。」

 特に君らとかな。

DM「さて。次何処へ行くの?」
「・・・体育館じゃないの?」
太郎丸「体育館でボスが待っているんじゃなかったのか?」
リチャード「7不思議全部行ってないですわ。家庭科室が残ってますのよ。」

 ありがとうリチャード、思い出してくれて。

太郎丸「またトイレの赤マントみたいにすかじゃないのか?さっきもここの(新館の )トイレ行ったけどトイレットペーパーにからまったぞ。」
ミズキ「あんただけや。」
「一応行っておこうか。気にはなるし。」

 一同家庭科室に移動。そこでは・・・

DM「頭に頭巾をかぶった、・・・赤頭巾ちゃんみたいな格好の、つるみたいな顔し たのが、子供二人に床を拭かせている。怒っているよ。」
ミズキ「何で怒ってんの。」
DM:妖怪「さっさとおし!奇麗になるまで休むんじゃないよ!!」
太郎丸「幼児虐待だ!!抗議してやる!!」
DM「入ったね?そしたら相手は君たちに気づく。」
DM:妖怪「なんだいあんた達は!汚い靴ではいってこないでおくれ!」
太郎丸「子供を放せ!なんでお前はこんな事をする!」
DM:妖怪「何でって?掃除させているんじゃないか。この子があんまりにもここの 掃除をサボるからさ!」
「家庭科室とか使わないとこの掃除ってやだったような・・・」
リチャード「アメリカではお掃除の係員さんがいらっしゃいましたので私は知らない ですわ。」
ミズキ「とにかく、もういいだろう。放してやってくれよ。」
DM「座敷わらしにも説得され・・・(ころころ)説得された。妖怪は子供達を放す 。と。再び消えていくよ。」
太郎丸「そうだ!君!俺たちを手伝ってくれないか!」
DM:妖怪「何の事だい?」

 太郎丸はこの妖怪を仲間に引き込みにかかる。

DM:妖怪「そうさね・・・・赤い目玉をくれたら考えてやってもいいさね。」
リチャード「赤い目玉?」
太郎丸「日本人は目玉は黒いぞ。」
ミズキ「・・・・・・・あ!」
「何?」
ミズキ「理科室で拾ったルビー!!」

 そうだよ。あれの話は「理科室の赤い目玉」。

太郎丸「これを渡せば協力してくれるんだな。」
DM:妖怪「うん。してやるさ。」(相手のLvを確かめ中)あ?」
太郎丸「どうした?」
DM「ルビー渡した?」
太郎丸「・・・うん。渡した。」
DM「じゃあね、悪魔は高笑いして消えてった。」
太郎丸「なにいいぃぃぃーーーっ」

 一口メガテンルール。メガテンでは、悪魔と交渉する事により、その悪魔や妖怪を 仲間にする事ができます。しかし、相手のLvが高かったり、自分のLvが低すぎた りすると、怒らせたり利用されたりする事があります。

太郎丸「返せーっ戻せーっ」
DM「だって君Lv3だろ?こいつLv11だもん。」
ミズキ「キキーモラ?あーホントだLv11。」
太郎丸「くうう・・・・・ルビーが・・・20万が・・・」

 あきらめろ。(笑)最初にシナリオ作ったときに配役をミスしたわしが悪かったんだ 。

 一同、悔しがる太郎丸を引きずりながら体育館へ。

DM「体育館だ!」
リチャード「(太郎丸に)開けてくださいまし。」
太郎丸「(ころころころ・・・)・・・・・こんなものはなあ!!」
DM「?ドア殴ったな。1D6分HP減らしといて。ついでにここは引き戸だよ。引 っ張ると、何か引っかかっている感じがする。」
太郎丸「・・・・・HPやばいんだが。リチャード君、回復してくれないか・・・」
ミズキ「ピクシー呼び出せよ。ピクシーって回復持ってたよな。」
DM「あるよ。出すの?」
太郎丸「でぇえいぃ!!よっしゃああぁ!」
DM「ようやくピクシー登場~。言う事聞いてもらうには信頼度(最高が5)以下を 1D6で出して。」
太郎丸「・・・・・6。」
DM:ピクシー「なぁによぉ~超ーダルダルって感じ?バリ疲れてんの~」
「む、ムカつく・・・」
DM「まあ、言う事聞いてくれなかったところで、誰が開けるんだ?」
ミズキ「仕方ないなあ・・・」

 ミズキは2回目で開けるのに成功した。

DM「中に入るとだね。粘着質の糸がいっぱい・・・全員、敏捷度チェック。」
太郎丸「ピクシーもか!?」
DM「ああ、そうだよ。」

 ここで太郎丸がダイスを振る。が・・・

太郎丸「ああっ失敗~」
リチャード「ピクシーが絡まってるのですわ!?」
DM「君たちが体育館に入ると、ステージのあたりからシューシューと・・・音が聞 こえてくる。」
「な、何?」
DM「知力でチェックして。これはアナライズじゃ無いからね。」
太郎丸「今アナライズしてもいいのか?」
DM「いいよ。」

 鏡以外はみんな失敗。太郎丸のアナライズもお約束で失敗。

「あれは?」
DM「でっかいクモ。象よりでかい。」
「ぎゃ~~~(←クモ嫌い)」
リチャード「ということはこれはクモの糸なのですね?」
「ぎゃ~~~」

 落ち着け、鏡。

DM「クモは君たちに気づいて、じりじりとちかずいてくる。ステージの上には繭の ようなものがいくつか・・・」
ミズキ「あれの中に子供たちがいると見た。」
リチャード「早く助けるのですわ!・・・ってクモを倒さないと行けないのですか? 」
DM:座敷わらし「あのクモをやっつけてください!!」あ、そこでだね。」
一同「???」
DM「突然!スポットライトがステージを照らし出した!そのライトの先には、ひと りの青年が立っている。青年は不敵な笑みを顔に浮かべると、君たちに向かってつぶ やいた・・・」
角純水(すみすみ以下、角)「いやあ皆さん、お困りのようですねぇ・・・」

 角純水ようやく登場!って今ごろ来るなよ・・・

太郎丸「角君!今まで何をしていた!?」
「いやあ、教授からのテレパシーがわかりにくくて・・・探し当てたんですがね、 これでも・・・」
DM「説明しよう!角は君たちから遅れてこの学校にたどり着いたのだが、校舎に入 らずにいきなり体育館にはいってしまったのだ!しかもそこでクモの糸に絡まってし まっていたのだ!ほら頭の後ろにクモの糸がまだついてる。」
「(頭をなでつつ)苦戦しているようですね。早く帰ってビデオを返さないと延滞 料金取られるんです。さっさとかたずけましょう。」
DM「っちゅーことで戦闘だ~い!」

「こっちが早い?棍でなぐる!」
DM「当たった。ダメージ。」
「う~まわらない。14。」
DM「かん!」
「うっそお!!」

 クモって硬いんだよ~。防護点18ある。(でも魔法防護点は6しかない)

「銃で撃つ。・・・外れ。」
DM「クモの攻撃・・・ミズキ、射撃でよけて。」
ミズキ「よ・・・けて・・・無い。」
DM「だったらクモの糸が君に巻き付いた。3ターン行動不可能になる。」
ミズキ「このっこのっ」(もがいてる)

 太郎丸のアナライズが珍しく(苦笑)一発で成功、(「大蜘蛛」Lv11)一同デー タに見入るも防護点の高さに圧倒され・・・

「やだよ~~まわさない限り全然功かないじゃん~~」
リチャード「魔宝石(火炎系、雷系、氷系の初期魔法を封じ込めた石。ひとつづつ持 ってる)使うのはもったいないですわ~~!!」
ミズキ「こうなったら座敷わらしにかけるしかない!」

 座敷わらしは火炎系の魔法をたくさん持っていた。でも当たるか・・・?

ミズキ「座敷わらしが”アギラオ”を打つ!自動成功!」
DM「よけれない、ダメージどうぞ。」
ミズキ「・・・31」
DM「ぐっ・・・・・・・」

 今の一撃でHPが半分ほど削られてしまったのである。元々クモは火に弱いため、火 炎系の攻撃は2倍にして効いてしまうのだ。

太郎丸「SIG!!・・・外れた・・・」
リチャード「誰も怪我してないですわね?じゃあ弓を・・・」
太郎丸「リチャード、俺、HP6しかないんだが・・・」
リチャード「早く言うですわ!・・・8点治りましたわ。」
DM「1ターン回ったね。ミズキはクモの巣に巻き付いたまま、と。」
ミズキ「じたばたじたばたじたばたじたばた」

 擬音は担当しなくていいよ。

DM「鏡の方が早かったね。どうぞ。」
「殴る蹴るどつく。」
DM「・・・・当たったの?・・・ダメージ頂戴。」
「21。」
DM「ちく。」
「・・む、むかつき・・・」
「ピクシーか、ミズキのクモの巣ってはずせる?」
DM「器用で判定したらはずせるよ。」
「じゃあ、ミズキのクモの巣を・・・はずせない。すまんな。」
ミズキ「じたじたじたじた」
DM「こっちの攻撃・・・リチャード、射撃よけ。」
リチャード「よけられないですわ~~~」
DM「だったら絡まって。3ターン行動不可。」
リチャード「NOぉぉぉぉぉっ」

 太郎丸の攻撃は外れ、3ターン目。このターンでミズキとピクシーが糸から開放され て、戦列復帰。

ミズキ「よくもやってくれたなあ!ハンドアックス!殴る!!」
DM「よけた。」
ミズキ「・・・・(言いようのない怒りモード)座敷わらしに賭ける。」
DM「座敷わらしは?」
ミズキ「アギラオ!」
DM「・・・・ダメージよこせよ。(いじけた)」
ミズキ「まわんない・・・30」
DM「・・・(無言)」

 たった2撃で瀕死・・・弱いはずはないのに・・・

リチャード「外れないですわ気持ち悪いですわ~~~」
「銃が当たった。」
DM「よけれない。」
「21点。ちょっとは通ったろ。」
DM「(残りHP3)こっちの攻撃。角に行った。」
「何でよけるのさ。」
DM格闘・・・じゃなかった、魔法回避。」
「・・・ミスった・・・」
DM「だったらダメージが・・・ふふふふ・・・」
リチャード「回復要員は絡まってますわ~~~」
太郎丸「角君?!」
DM「蜘蛛は勢い良く君に向かって糸をはいた。その糸の束の中にいくつかきらりと 光る、針がある。」
「毒針か!?」
DM「ぴんぽ~ん。まず、糸が当たったダメージが26、針のダメージが10.それ から1ターンごとに1D6の毒のダメージ。」
「・・・命運を使ってチャラにするのも惜しい・・・」

 一口メガテンルール。メガテンでは1つのシナリオにつき5点の命運(キャラクタ ー作成時とは無関係)が与えられています。プレイヤーはこれを使い、とんでもない ダメージを「なかったもの」にしたり、何かの大事な判定にプラス20%したり、第 三者に与えたりできます。(その場合は2点を消費し、相手は1点回復します)

ミズキ「おそらく蜘蛛はもう瀕死だから、何とか耐え切れば、リチャードも開放され るし。ぁ、ピクシーの回復・・・」
太郎丸「それっ!!・・・・聞いてくれた!!!(初めて)」
DM:ピクシー「そぉれっディ!!9点回復~」
「耐え切る。座敷わらし、頼むぞ!!」
DM「その座敷わらしの攻撃は?」
ミズキ「アギラオ!」
DM「(必死)・・・よけた!!」
一同「何いぃぃ!!??」

 さあどうする。
 この後ダメージは与えられないままターン終了、リチャードが復帰。角には毒のダメ ージが。

リチャード「回復は後回しで弓を打ちます!当たりましたわ!!」
DM「ダメージどうぞ。(硬いので安心している)」
リチャード「21!」
DM「え?」
ミズキ「これで死んだはずだ!!」
DM「・・・・死んじゃった・・・・」

 何とリチャードの攻撃がぴったり残りのHPを持っていってしまったのだった。

DM「蜘蛛は体を焦げ付かせ、体育館に崩れた。すると、暗かった周りは明るくなり 、君達は元の時間、元の世界に戻った。」
太郎丸「これで一件落着か!」
DM「ミズキ。」
ミズキ「?」
DM「君の隣に浮いていた座敷わらしが、別れを告げるよ。」
ミズキ「もう・・・行ってしまうのかい?」
DM:座敷わらし「私はこの学校の守部。子供達を守るのが私の仕事。どうも、あり がとうございました。」
「何かくれんの?」
DM:座敷わらし「お役に立つかどうかわかりませんが・・・」えーっとね。
        蠍ムチ、スライサー(ナイフ)、チャクラドロップX2。」

太郎丸「君がどこにいようと、僕らは君のみかたさ・・・何かあったらいつでも呼ん でくれ。」
DM(・・・・・・)「座敷わらしは消えてった。君たちが学校の玄関に戻ると、行 方不明だった子供たちがみんな揃ってる。」
「MISSON終了。・・というわけで私はビデオを返しに・・」
DM「成功報酬は要らないんだ。」
「そんなわけないじゃないですか。下さい。」
DM「一人頭10万円。さて。今回の仕事はここで終了だけど、太郎丸。」
太郎丸「何だ?」
DM「君の携帯がいきなり鳴り出す。いつも怪しげな情報を君に教えてくれる飲み仲 間からだよ。」
太郎丸「おう!なんだどうした?」
DM:電話「いやあ、不思議な話を聞いたんだ、とにかく急いでいつものBARまで 来てくれないか!」
太郎丸「わかった!待ってろ~ロマンが俺を呼んでいる!!」
ミズキ「また、つれまわされるのか・・・」

 ごくろうさま。



 反省。むやみやたらと怖がらせない。つかれてしまう戦闘にはめりはりをつける。ルールを覚える。
 プレイヤー達は全員初心者達だったのでシステムを説明するのに時間がかかってしまったが、プレイ中はそれなりに楽しんでくれたように思う。未だに、このメンバーで 大丈夫なのかと不安になることもあるのだが・・・
 唐津屋的には今回はまあ成功しているので、次回の活躍に期待したい所である。
 それでは、次回[古忌憚 暗夜の道行(いにしえきたん あんやのみちゆき)]編でお会いしましょう。




 

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